その1でお話した流産後、自分の食生活や仕事の働き方をまずは見直しました。
以前の私の食生活や生活をざっくり書くと・・・
・朝ご飯は基本的に飲むゼリーやバナナで簡単に済ませる事が多い
・昼ご飯はコンビニ弁当がほとんどで栄養バランスはあまり考えず食べたいものを食べる
・職業柄甘い物が好きで休みの日もケーキを食べる事が多い
・夜ご飯は仕事で疲れてて作る気になれず、惣菜買う日もある
・お酒が好きで週2回飲む
・睡眠時間は基本的に5~6時間
・運動はほぼしないので代謝が悪く冷え性、汗をほぼかかない
染色体異常を治す治療法はないですが、生活を整えホルモンバランスや卵子の質を少しでも良くしたら良いのではないか。と考えました。自分で色々調べて実践したものです。
少しでも参考になれば嬉しいです。
体質改善
ケーキを食べる事を辞める
流産後病院の先生に一番に言われたことは、「甘い物は卵子の質を下げるから程々にね!」と言われて
それが衝撃すぎて、大好きだった甘い物は9ヶ月くらい我慢しました。あまりにもストイックにやりすぎて最終的にストレスに変わりつつあったので、10ヶ月目からは食べたいときは少量味わいながら食べる!と決めてバカ食いもせずにストレスなく過ごせました。
家でお酒飲むの事を辞め、外食の時は3杯まで
夫との晩酌が好きだったけど、やはりアルコールも卵子に影響を与えるので控えました。
飲む時期は決まって生理の期間だけ。理由は、生理後は排卵に向けての大事な期間!排卵後はもし妊娠していたら…と考えると不安で飲めませんでした。
生理が来て「またリセットか~クソ~!!」という半分やけ酒してストレス緩和。
朝食で味噌汁とご飯をちゃんと食べる
卵子や精子にも良い大豆食品。毎日食べるものだからこそ簡単で栄養がとれる味噌汁を毎日前日の夜に作り、朝それぞれ起きる時間が違うので各自食べていました。
味噌汁の具はビタミンB1やB2、食物繊維の多いしめじ、血行を良くし疲労回復、不眠症改善などの効果のある玉ねぎや冷え性対策で生姜をよく入れたりしました。
夫は毎日卵焼きと納豆も欠かさず食べていて、私は食欲ない時はねこまんまにして胃にとりあえず入れてました(笑)
お昼は自分で作ったお弁当、作れない日は添加物の入ってなさそうな惣菜を買う
お弁当を作れない日は、最近コンビニでも添加物が入ってない惣菜がある事を知りました!専門店のお惣菜を買ってお米は家から持って行って節約。青魚はとにかく妊活中にも身体に良いので週1~2回は食べてました。特にオススメなのはセブンイレブンのさばの塩焼き!無添加なのに脂がのっててめちゃくちゃ美味しい!
夫も昼ご飯は気にして食べてくれていたので、普段はかなり酒豪ですが食生活にはかなり気にしていたので年齢がかなり高くても精子の質は正常値でした!!
とにかく水をたくさん飲む
今まであまり水分を取らないタイプで、少ないときは1日コップ2杯くらいしか飲んでいませんでした。
2度目の妊活を気に調べていく中で水分の大切さを知りました。身体の中を循環させ排出機能を改善する事が卵子の質の向上にも繋がるそうです。
目標は体重×30ml=必要水分量
水の質も気になり、今まで蛇口に付ける浄水器で水を飲んでいましたが、ウォーターサーバーを導入!
飲料水や料理にも気にせず使いたい、見た目もスッキリで、妊娠しても重たいお水を持ち上げなくても良い、出産後のミルク作りに役立つなどの理由から自分で水を補充して浄水された水が飲み放題のハミングウォーターに決めました!
ウォーターサーバーを導入してからびっくりするほどお水を飲むようになりました!
毎日1杯アーモンドミルクを飲む
妊活に良いとわりと有名なアーモンドには若返りのビタミンとも言われるビタミンEが豊富です。
アーモンドをそのまま食べても良いですが毎日ボリボリ食べるのは大変なので気軽に摂取出来るアーモンド効果(砂糖不使用)を毎日コップ1杯、1年ほど続けていました。
スーパーで買うと意外と高いのでAmazonの定期便で少しお得に購入していました!
飲みすぎると逆効果になるそうなので、たくさん飲んで良くなる!ということはなさそうですね。
ホットヨガに通う
体質改善で一番自分に向いていたのはホットヨガでした。
通っていたヨガのタイプは岩盤ヨガでじわじわ内側から暑くなって身体を動かせば滝汗!スッキリ!
元々運動はあまりしないので初心者コースか岩盤浴コースにして自分で好きにストレッチしたり、うつぶせ寝で子宮を温めたりしてました。同じ妊活中の方なのかは分かりませんが、同じ様な過ごし方をしている方を何人も見ました。
元々冷え性で汗もかかないタイプだったので初めのころは身体がびっくりして脱水症状で倒れそうになることも・・・。慣れてくると平気になり身体が軽く、ガタガタだった基礎体温もしっかり高温期低温期で分れるように。子宮が冷えると卵巣機能が低下し、卵子の発育が滞りやすくなる。冷えによって血流が悪くなると子宮内膜が十分に育たず着床しにくくなるそうです。
ホットヨガに通いだしてから気付いたことは、精子は熱に弱いということです。
なので排卵後はやらない方が良いということです。なので生理が来てから排卵日と思われる日の少し前までに2回程ホットヨガへ行き着床しやすいように温活をしていました。
子宮を温める温活はよもぎ蒸しもあります。
1度体験しましたが、子宮を直接温めるような感じだったので正直アソコが暑くてビビりました(笑)
温度調節はスタッフさんに言えばしてくれます!色んな効果ごとにコースがあり、香りがとても良くて癒されました。金額もホットヨガより安価な所が多いと思います。
一番手軽なのは湯船にゆっくりつかるのも良いと思います。
ですが精子が熱に弱い事を知ってからは、私は不安なので排卵後は自粛していました。
調味料を出来る限り無添加なものに変える
全ての調味料ではないですが、頻繫に使うみりん、顆粒出汁、醬油、味噌は無添加や化学調味料が少ないものに変え、砂糖は精製されていなくミネラル分も多いきび砂糖、妊娠体になりやすいと噂のオメガ3が入っているアマニオイルと岩塩をドレッシング代わりに野菜や冷奴にかけて食べていました。シンプルだけど美味しくてドハマり!
無添加なものって意外と値段も高いけど、味がシンプルで美味しくて体にも良いから出来る範囲で変えていけたらなと思います。
勤務形態を変え、疲労の軽減・睡眠時間の確保
いつ帰れるか分からない毎日の残業で疲労とストレス、自分が任せられている担当を疎かにできない責任感と急に体調不良で休みたいとき自分の担当仕事を誰かにやってもらわないといけない・迷惑かけてしまう罪悪感。
夫婦で悩んだ結果、正社員を辞めパートに変えてもらいました。
ボーナスも残業代もないので給料はかなり下がりましたが、結果この判断をして良かったなと思います。自分の時間も増えて心の余裕も出来、食事をきちんと作る時間や睡眠時間がしっかりとれるようになった。あと、不妊治療で急に病院に行かないといけない時も、早退しやすい環境になった。
計画的な変更だったこともあり、正社員の間に何とか貯金したりしました。収入が減っても自炊が増えた事で節約ができたのかなと思います。
友達と会ったりライブや旅行に行ったりして気分転換する
自由な時間が増えた分気分転換出来る時間も増えて、推し活や夫婦で小旅行に行ったりしました。
今までの食生活や体質改善ももちろん根本的な改善になったと思いますが、一番はこれだったのかなと今では思います。妊活はストレスが天敵だけどストレスを抱えやすい。
正直妊活期間以外はレスだったので、不安とストレスは常にありました。
なので夫婦で楽しい時間を増やすこともとっても大事だなと思います。
初めての不妊治療(タイミング法)
不妊治療と聞くととても大変で過酷で値段が高いイメージがありました。
流産した時に友人が「今不妊治療でタイミング法って言ってお医者さんに排卵日を教えてもらえる治療をしてる。」と話しててその数か月後に妊娠していたことを知り、どうしても自力で無理なら病院に相談しようと思っていました。
排卵日検査キッドなど使って排卵日を調べたり試行錯誤してもなかなか授かれなかったので、10ヶ月が経った頃に病院へタイミング法をしたいと相談しました。
卵子や精子の検査をしながら6ヶ月間タイミング法をやってみてそれでも効果が無ければ、そのままやり続けても効果がないので次のステップ人工授精になると説明されました。(病院によって違うかもしれないですが・・・)
エコーで排卵や子宮の厚みなどの状況を見てから「○日後にまた来て下さい。」や「明日タイミングをとって下さい」と言われます。
夫には精液検査をしてもらいました。私は子宮造影検査をしました。
子宮造影検査は、子宮の入り口から造影剤を流して卵管が詰まってないかX線をあてて確認します。
正直、半泣きレベルで痛かったです・・・けど、この検査をする事で卵管が通りやすく半年間は妊娠しやすいそうです。現に私も検査の3ヶ月後に妊娠出来ました!
ちなみに費用は保険適用だったので毎回5000円未満くらいには収まっていたと思います。
(※不妊治療の保険適用にはいくつかの対象条件があるみたいなので病院に要確認)
妊娠出来た時にしていた良かった行動
長い妊活生活に疲れ始めた頃、丁度コロナウイルスの影響で行けなかった海外渡航も緩和されてきたし子供出来たら行けないからと、海外旅行を急遽計画!
期間は一番調子のいい排卵日終わった翌週の着床期に行くことにしました。よく授かる時にお空から子供が”こんな楽しそうな家族の子供になりたい”と思って来てくれることがあるっと聞いたことがあって、中々授かれずギスギスしていたこともあったので旅行を楽しんでお空からベビーが”ここの子供になりたい”と思って来てくれたら嬉しいな~と淡い期待をしながら行きました。
向かった先は日本からも近い東南アジア。行った時期がたまたま暑すぎ寒すぎない気候で過ごしやすかった!
食べ物が美味しくて、化学調味料ほとんど使ってなくどの料理にも野菜が沢山入ってて身体に良いしか食べてない。日本は野菜高いから意外とあんまり食べてなかったな…。
旅行中の1週間、とにかく沢山歩いた!普段多くて4~5000歩だが、旅行中1万歩以上歩き、疲労が溜まらないようにこまめにカフェやホテルで休憩、スパにも行ったりしました。
あとから知りましたが、着床期に適度なウォーキングは下半身の血流を良くし着床しやすいみたいです。たまたまだったのかもしれませんが、開放的な環境・身体に良い食事・適度な運動を半強制的に出来る場所に行けたのはよかったかなと思います。
妊活には夫婦のストレス軽減・食事・適度な運動がとても重要だなと身をもって体感しました。
たまたま行き先が海外でしたが、国内でもリフレッシュ出来ることは沢山あると思います!
中々難しい現代社会ではありますが、少しでも誰かの参考になれたら嬉しいです。
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